3/31(日)は診療いたします。GWは5/2~5/4が休診、4/29、5/5、5/6は診療いたします。

治療方針

当院では、現代医学、東洋医学 両者とも重要と考えており、 両者の考えを統合して治療します。

治療は機械を使わず、手と鍼灸による治療を基本としています

現代(西洋)医学的な治療
基本的に、現代医学では検査を行い、検査値が正常範囲外であれば、仮に自覚症状が無かったとしても治療にすすみます。反対に、自覚症状があったとしても、検査の結果が基準値内であれば病気とは判断されません。

東洋医学的な治療
東洋医学の診断に正常値というものはありません。東洋医学ではバランスを重要とするため、その人ごとに「良い状態」は異なります。体質や生活環境、季節の影響、精神面の影響など様々なものを考慮し、その時の個別の病状(証)を立てて治療を行います。

両者とも重要であり、どちらも有効に使うべきだと考えます。

当院の治療は全身治療を基本としています。体の異常がなぜ起こったのかを考え、異常の原因とその結果起こった部分を同時に治療していきます。
鍼は痛みの場所と離れた場所のツボを用いて治療する事もあり、必要であると考えれば頭から足まで治療します。

又、必要な場合は、先に他の医療機関で診ていただく場合もございます。

東洋医学は病名を診るのではなく、人を診る医学です
東洋医学には鍼灸と漢方があり、それぞれに良いところがあり、場合によっては漢方の優れている場合や、併用した方がいい場合は専門の病院を紹介したりしています。

東洋医学の治療の対象と西洋医学の治療対象にも違いがあります。

例えば、不定愁訴など多くの症状を持っていながら病気とは診断がつかない症状や、病気ではなくても慢性的な疲労など病気になる前の段階の未病に対する治療など、鍼灸は病気にならないよう防ぐという考え方もあります(未病)。

現在、鍼灸の適応症として一般的に知られている鍼灸の適応症であるものは、肩こり腰痛などは一部であり、実際の鍼灸はいろいろな症状や病気にも対応しています。